月別アーカイブ: 2009年5月

今日も雨。。。

昨日朝方から降り始めた雨は、今日もやみません。天気予報では明日も雨?って、オイオイっつーかんじなんですけど…

職人殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日もふりゃあいい って、昔、植木屋やってた時の親方がよく言ってたけど、植木屋は自分が濡れるだけだから、まだ良いけど、左官屋は壁が流されちゃうからこまります。今月はゴールデンウイークもあって、稼働率が悪いです。

今朝、息子を調布まで送る用事があったので、家の娘でもあるアンズちゃん(トイプードル)も連れて行きました。帰りがけ、小金井公園の南西側で女房に下ろしてもらい、小金井公園を北に向けて縦断する散歩コースです。

雨が降っているせいもあって、すれ違った人は、二人と一匹しかいません。見渡す限り人影もないに等しい公園。大木の葉から落ちる雨音と、時折鳴く野鳥の声。すこしモヤのかかった、それでも静かな公園の中を、アンズちゃんに何やら話しかけながら散歩してる俺?怪しすぎる??

つい二週間前、芝生地帯に膝近くまで生えていた、雑草?(名のある草花かも?)も短く刈られており、この雨のなか歩いても靴までしか濡れませんでした。(アンズちゃんは、見るも無残な、ドロドロ状態になってましたけど…。)いつ手入れしてるのかわかりませんが、程よく綺麗になってます。この公園は都営なので、東京都の職員なのか、委託業者なのか、たぶん後者だと思いますが、大変だと思うなぁ。花見の時期などは、いたるところゴミの山です。自分たちで飲み食いしたその場所は一応かたずけるのでしょう。そのまま持って帰るのが嫌で、木の根元付近に捨てて行ってしまうんでしょうね。このようなことする人って、まさか大手企業の管理職だったりするのかな?私も決して聖人ではないけど、もうちょっとお前ら考えろよ!って言いたくなります。

現場においても(土)(日)を中心にお客様が見に来られるので、清掃はきちんとしなくてはいけません。本来掃除して綺麗な現場であるのが、当たり前なんだろうな。ごみ溜めの中で生活してる人には、分からないのは仕方がない。自分さえ良けりゃぁいいって考えのバカ(若)者が多すぎ!!

今日はいろんな事に憤慨してる俺でした。

Tさんの、こだわりの家

Tさんは、Kさんの奥さんなんですが、実はTさんは建築士で今回の自分の家も当然自分で設計してるので、あえてTさんの家ってことにします。

今月の14日に上棟もめでたく完了し、お祝いに呼ばれました。

私はよくわからないのですが、かしら(鳶職の事です)と、お施主さんとで、米と塩と酒を建ったばかりの柱のもと、家の四隅にまきながら礼をしていきます。これって神道の儀式ですか?勉強不足でわかりませんが… 家を建てる前には、地鎮祭を行います。神社の神主さんが来てお祓いをしてくれます。もしかしたら生涯住む家になる訳ですから、その節々で、こういった儀礼も必要だと思います。

Tさん邸の進行状況は、そろそろ屋根を葺き始めるようです。屋根はガルバリウム鋼板だそうです。ガルバリウム鋼板とは、アルミと亜鉛で鉄を守ることにより耐久性を良くした鋼板です。屋根が葺き終わり、大工さんの外壁下地が完了して、バルコニー等の防水が終わると、やっと左官屋の出番です。それまでにはまだ2~3週間はかかるかなぁ??

Tさんの、今のこだわりは、外壁仕上げ材です。

当初火山灰を主原料とした、そとん壁という材料が候補に挙がり、色々と予算的なことも含めて検討中ですが、従来からある リシンかきおとし(そとん壁も同じような仕上げ工法なんですが)では?と、提案しました。リシンとは、御影石や大理石など天然石を細かく粒状にしたものに顔料などを混ぜ、塗り壁材としたもののことです。リシン掻き落としの場合は、まず、このリシンを外壁の下地であるモルタルの上にコテで塗ります。その後、剣山のように先が針のようにとがった道具を使い、表面を粗く掻き落として、仕上げます。表面に細かい凹凸のある土壁風の仕上がりになります。どんな石をつかったリシンにするかで、色合いや仕上がりが変わってきますが、どちらかというと和風住宅に多く用いられる仕上げ方法です。

私も数年前にやっとの思いで、自分の家を購入しました。建売でしたので、こだわる事ができませんでしたが、Tさんのこだわりたい気持ちは、よぉぉくわかるつもりです。とことん、こだわった方が正解だと思います。

今後完成までの間、間を見て又ログします。

 

ここんとこ暑いっす

ここにきて、やっと建売業界も少しずつではありますが動いてきたように思われます。

うちのスタッフ達も、埼玉県春日部市と板橋区、世田谷などに散らばっており、仕方ないのでマイワイフを連れて現場です。

材料を作ることもできないのですが、いないよりマシだろうと軽トラの助手席に乗せて行くのですが、これが朝からちょっと大変です。

現場行く前にとりあえずコンビニでモーニングコーヒーなんですが、10時のお菓子まで買わされます。近くに蕎麦屋を見つけて「お昼は冷たいお蕎麦がいいわねぇ」なんてピクニック気分。

結局ミキサーで材料作るのは俺。当然壁塗るのも俺。最近では結構若い女性の方も左官屋にはいるのですが…もう結構歳だしなぁ… 

壁のモルタル塗りに、直射日光は禁物です。急激に乾燥すると、硬化不良を起こしたり下塗りとの付着も悪くなります。養生シート等で直射をさける必要があります。奥さんは日陰にしかいないので、硬化不良しません。現場の大工さんからは女性に見えるらしく、ナンヤカンヤ話しながら結構 本人 楽しそうです。

もう作業も終わるまじか、「ちょっと塗ってみる?」ってことで初めて塗らせてみました。30センチ四方塗るのに5分くらいかかってました。本来平らに塗るのですが、まるで岩肌のようです。「なんか、クリーム塗ってるみたい!」って パティシエじゃないんだけど??

途中暑くて八つ当たり?みたいなのしてしまったけど、なんだか一番気が楽なのはオレ?って感じです。(注)決してノロケではありません。

三社祭に行ってきました。

日曜日に担いできた疲労がまだとれません。二日も経つのに…歳を感じます。

17日朝4時30分集合 その後約3時間待ちました。7時30分 やっと出番です。

今年は浅草寺の大規模な改修工事の為、本堂周辺や、おみくじ売場前などあらゆる所に仮設足場が組まれており、場内がとても狭くなっていた為例年(去年は中止でしたが…)のように一度に入場できず、時間を区切って順番に宮出し神輿を担ぐという、今まで経験のないスタイルの宮出しでした。

本堂と宝蔵門の瓦の吹き替え工事のようです。軽くて腐食に強いチタン製の特殊な瓦を使用してます。数年前から、特に小中学校などの公共施設をはじめ耐震工事がおこなわれている中、やはり観光客等多く訪れる場所では耐震面からの工事が必要になってきているのだなぁ…と実感しました。又、一般住宅でも外壁の軽量化など耐震性能に優れた材料を使用するのが通常となってきております。

話がそれてしまいました。

前日(土曜日)夜半から降り始めた雨が一向にやみません。100円ショップで購入したレインコートを袢纏の上から羽織り、なるべく濡れたくないので少しでも出てる庇の下でじっと待ちます。境内も、石畳の上は滑ります。又、そこを外すとドロドロ状態で あっという間に白足袋が茶色になってしまいました。

町会のお手伝いをし、夕方まで御神輿を担ぎます。2~3年前だったら火曜日には疲れも取れて通常生活に戻れたのになぁ……

つくずく歳をとったなーと感じるこの頃です。