その日、朝4時30分町会集合の”富岡八幡宮例大祭”に、寝坊してしまった俺と奥様が到着したのは5時を少し回っていました。
5時40分、町会を出発した御神輿は神社へと向かいます。
神社前の永代通りを全面通行止めにし、54基の御神輿が富岡八幡宮の前に集合します。
神社少し手前から、永代橋を背に1直線に並ぶ訳にもいかず、トグロを撒くように集まった御神輿、担ぎ手の数の多い事。
7時、花火を合図に1番から出発。
御神輿の正面を神社に向け、地面に付きそうなほど下におろした後、2回上下にもみ、3回目に高々と差し上げます。
各町会、同じように差し上げ、方向転換して渡御に向かう訳です。
永代通りを東に進み、東陽町の大門通りを左折、北上した御神輿隊は千石をぬけ扇橋あたりを又左折、深川江戸資料館、清澄庭園近くを通り清洲橋を渡ります。
箱崎JCTの下をぬけたあたりで昼食かな。
”水かけ祭り”ですから、当然のようにいたる所で水をぶっ掛けられます。
ギャラリーが沢山待つ永代橋を渡り、再び神社前に戻ってきました。
今年は東日本大震災の復興祈願もあってか?天皇、皇后両陛下がお見えになってました。
神社境内入口に、丁度2階家の屋根くらいの高さの桟敷が設けられました。
この炎天下の中、両陛下共々前を通り過ぎて行く担ぎ手に、手をお振りになっています。
天皇陛下は若干日陰にいらっしゃいましたが、皇后陛下にあっては、手すりから落ちそうになる程、身を乗り出し、いつもの白髪をたなびかせ、優しいお顔でいらっしゃいます。
こんなにギャラリーが多いのも、天皇効果でしょうか?
お疲れ気味である今年の夏。
日々の繰り返しが、少し億劫になりつつあるきょうこの頃…。
来月半ばまで続くらしい、このクソ暑さ。
色んな事も含めて、少しボチボチいこうと思います。