Tさん こだわりの、Kさん家 その3

毎日とっても暑い日が続いてる、今日この頃いかがお過ごしでしょうか?

昨日から本格的に、Tさん家の 掻き落とし仕上げが始まりました。今日は2人増やして、訳ありの西面を残し、やっつけてしまおうと、4時半起きで張り切ってる俺だったのに…。。。雨で中止です。

e794bbe5838f-001二階のバルコニー内です。南面と東面のバルコニーが、L字型につながっています。南東角は約12㎡のグレーチングバルコニーです。完成したら、さぞかし大きいバルコニーでいいね。

勝くんと、欣也くんが塗っています。

掻き落としは、塗り継ぎジョイントをつくると、そこだけ肌が変わってしまいます。ですから、乾きやすい壁を塗るときは、人数を増やして一気に塗る必要があります。

渇きを見ながら、剣山のような道具で表面をひっかいて仕上げます。

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リシン掻き落とし材料は、セメント、ドロマイドプラスター(天然ドロマイド鉱石を長時間低温で焼き、熟成させたもの)白竜砕石など、各種骨材を混ぜたモノなんだけど、このドロマイドプラスターってのが、俺ダメなんですよ。肌がかぶれる??と言うよりも、浸食されて、とても痛いです。本来長袖シャツに、防護メガネ、粉塵マスクを着用しなさい!ってとこなんなんだけど…実際のところ、そんなことしてたら、それこそ熱中症ですよ。

Tさんの意向もあり、今回の骨材には結構特殊な物も使用しております。でもシークレットです。

e794bbe5838fこんな感じに仕上がるんですけど、写真だとあまりよく分かりませんね???

この仕上げをする前に、パターン見本等4~5位造って、最終的に、この骨材の配分になったんだけど、俺は見本どうりだと、結構自己満足?しちゃってます。

”左官屋ブログ”って銘打って、ログしてますけど、ホントは、仕事の事でなく、紹介にもあるように日常の趣味など、のんびりやろうかと…そうして行く中で、俺や、弊社職人の事など分かって頂ければと考えている次第でして、甚だ不本意ではありますが、第3弾になってしまいました。

ここんとこ、壁職人.COMの更新サボってるように思われそうですが、決してそんな事ありません。

先日、夢枕獏氏の事書きました。紀伊国屋のネット販売で見つけて、読み中ですが、少しがっかりかな?ものすごく描写の上手い人でした(過去形?)。以前は、1ページ目から、まるで映画を見てるように、その場面が頭に浮かんできたんだけど…

そんなことも、この次には自分勝手に報告しようと思います。

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