壁職人 中野にて怪獣と宴す

いつの間にか、めっきり湿度も低くなり、夕方鳴いていたヒグラシが聞こえなくなったなぁ??と思っていたら、コオロギに変わっていましたょ。。。
朝、原チャリ乗ってる人も、長袖だし…
そろそろ金木犀の匂いがしてきそうなこの時期、俺の生まれ月って事なのかも?ですが、とても好きです。

13日(日)は、中野区の上高田にある、上高田氷川神社の例大祭に行ってきました。
この神社の御本尊は、須佐之男命(スサノオノミコト)です。
かの八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治事件に登場する主役の神様で、もともと暴れん坊だったんですね。
八岐大蛇を退治したところ、この大蛇の尾から出てきたのが、草薙の剣(クサナギノツルギ)で、怒って天の岩戸に閉じこもってしまった、お姉さんでありますところの、天照大神様に”ゴメンネ”と
献上したという、神話があるそうです。

前記したような歴史は、本来不得意とする所で、これを書くにあたって色んな文献を調べさせて頂きました。
なるほど、俺が所属する神輿同好会の会長(怪獣)も、有名な暴れん坊な訳が判明いたしました。

sn3b00512理数系が好きな俺としては、”何とかの神様が、どこぞの化けもんを退治した”とか?”棒っ切れでどっかつついたら水が出てきた”とか?神話に限らず、歴史的な事は苦手なんだけど、今回このやうに、ブログを載せるにあたり 「これでは、いかん!」と、ちょっと勉強できたという事は、少なからず俺のプラスになってるよねぇ。
と言いますか、この歳になり、毎日の仕事の段取りや、金の工面に追われると、こんな事でもない限り勉強などあえて、するはずもなく……。。。

とぼけた顔して担いでる、俺でありますが、この御神輿重いんですよ。

戦前の御神輿で、3尺3寸の台輪、1本の欅をくりぬいて作っているそうです。
写真では少々分かりにくいんですが、屋根にまで彫刻が施されております。
西武新宿線、新井薬師駅から徒歩で5~6分?位かな??決して大きな神社ではないのに…
と、言いますか、”何でこの神社に、これだけの神輿があるの???”って思うほど、素晴らしい神輿です。

俺的には、棒の太さは丁度いいんですが、とにかく重い!
俺いつもは右肩では担ぎません。
昔ある人に「右肩は、町会の人が担ぎたがるから、なるべく左肩で担ぐように!」 「町会のお手伝いをするのが、同好会だよ!」
って言われてから、なんとなく左で担ぐ事が多くなり、慣れ、と申しますか、ついついその様になっている次第でありますが、
ホントの事言うと、”そんな事ぁ知ったこっちゃねぇや”てのが、ほとんどの人の考えです。

ただの、目立ちたがりの、暴れん坊の集まりのくせに、気取った事いってんじゃねぇぇぇって人が多いんですが、俺の会は皆まじめです。

今年の神輿担ぎも残すところ少しとなりました。この後11月の2週目位までかな??今週の月曜日は、俺の誕生日でして、47歳になってしまいました。寄る年波には勝てねぇ!!!3日も疲れを引っ張るようじゃ威張れないね???
微妙にいたわりつつ、騙しながら、うまく折り合いをつけて頑張る事にしますよ。

先日、夢枕獏の描写がどうの?とかって、生意気言っちゃったけど… 大間違いでしたyo!!!

 夢枕 獏 著 ”沙門 空海 唐に国にて 鬼と宴す” (徳間書店)
あんたの物語はやっぱりおもしれぇよ!

空海(弘法大師)が沙門(修行僧)の頃、遣唐使として入唐した時の、ホントにあったのか?なかったのか?そんな事前記した通り、歴史に疎い俺には知った事ではないけど、描写の仕方といい、物語の進み方といい、文句なくおもしれぇ。

碌な文章書けねぇ俺が、大変失礼をいたしました。ごめんなさい。

て、事で、今はこの物語に、はまっておりますので、更新送れます!あしからず。。。

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