16日(日)炎天下の深川で行われた、富岡八幡宮の例大祭に行ってきました。
本祭りには、54基の御神輿が各町会から八幡宮前に集合し、その年の順番に従い、とんでもない距離を渡御して行きます。
今年は本祭りではありません(本祭りは3年に1度)ので、たくさんの御神輿は出ませんが、それでも、御本社2ノ宮が、お出ましです。
この御神輿のでかいのなんのって…
台輪幅 4尺5寸(1.36m)
屋根幅 7尺5寸(2.27m)
高さ 10尺8寸(3.27m)
重量 2t
って言われたって、神輿担がない人には、何だか分かんないやねぇ?
御近所の神社にある御神輿が、この半分あれば、大きい方ですよ。担ぎ棒も、進行方向に長く4本置き、その内の2本に御神輿が乗ります。
この4本を結ぶ ”トンボ”と、通称言われる棒を、御神輿の前後に配置し、井桁に結びます。
富岡八幡宮の2ノ宮は、4本ではなく、6本有るんです。
当然その2本分重くなります。1番内側の2本は、角棒で、7~8寸角くらいかな?
外側4本は、丸太で、直径30センチ位あります。
今回のコースを通る町会の人達が、外側を担ぎます。
ギャラリーが知人の為、担いでる姿を見易くする為なんです。
ところがね…こういう大きい神輿になると、誰でもその勇姿を見て貰おうと、自分の身長が高かろうが、低かろうが、何でもかんでも、神輿にとっついて、決して担いでるんじゃないんだよね。。。
俺より10センチ以上背の高い人も、体を斜めにして かえってこういう人、声だけはでかいんだけど、これは担いでるんじゃないんだよ!!!
町会が最優先の神輿なので、黙って担ぎます。
皆、白い半纏の中、紺色の半纏の人いますよね?
この人たちは、総代 と呼ばれる、神輿を仕切る人達です。
背中には、鳥のモチーフで、2羽向かい合って、八の字を描いております。
八幡宮の、八 だそうです。
宮出し、宮入は総代のみで行います。各町会に6名程この役職につき、総勢300数名いるそうです。
この深川の有名な所以は、いたる所で水をかけられる事です。水かけ祭りとも、言われています。
この写真の、左側から水をかけてるのは、消防車の放水ノズルからですよ?
信号機のすぐ近くに、鳳凰が在るのがお分かりでしょうか?
こんだけでかいんですよ!!!
後ろ歩いてる奴らの、半纏もびしょ濡れなのわかりますか?
炎天下で暑いのは当たり前。
水かけられれば、そんときゃ気持ちいいけど、その水が蒸発するので、湿度が高くなり、3年前には女の子が救急車で運ばれてましたよ。(今年は大丈夫みたいでした)
そんなこんなで、今年のワッショイ祭りも終わり、夕方からは当然飲み会ですよ!
直会(なおらい)とか、鉢洗い(はちあらい)っていって、色々由縁はあるようですが、要するに、かたずけ事であるとか?、反省会であるとか?
そんなの関係ねーって、飲んでる奴らばかりですyo!!
俺もその一人です。
深川の鉄板焼きやさん。
もんじゃ うまかったなぁ~~ ホタテも……
こういうのも、お祭りの醍醐味だよね!